去り行く日々をあなたと共に








 閉じられたカーテンの隙間から光の粒子が降り注いでいる。蝉鳴柳(せんめいりゅうが窓越しから響き、限りある命を振り絞って生を(まっとうする。

 此の部屋は八畳の広さに対し驚く程に何もない。漫画の本が数冊木製の机の上に置いてあり、付属の椅子、既に電気代のため定刻通り活動を止めたエアコン。洋服箪笥。畳の上に布団が敷かれているのみだった。朝の暑さを予想して被せられた毛布は薄手である。

 部屋の主は此の騒がしい蝉鳴柳の中で、生きてるか死んでるかさえ判断し難い彫刻の様な表情で眠っていた。平凡な(かおの造りなのに、仮令(たとえば静まった空間で眠っていたら一つの芸術ともみえる不思議な少年。

 一つ、部屋の違和感を上げるとすれば、机の上に熊の縫いぐるみかなと思える程大きな一つの影がある事だろう。




 ドムッ




 「かはっ」

 少年の肺の空気が鈍い音と共に吐き出された。

 少年は打ち処が悪かったのか静かになり、起きていたと思われる人影の主もなぜか動かない。

 少年の腹の上に舞い降りたのは一人の少女。隙間から這入った朝日を黒艶の若干(じゃっかんウェーブ掛かった髪で煌煌(きらきらと光を反射させ、小さな手はきゅっと毛布を握っている。伏せた貌を上げずに微動だにしない。

 否。少年の頬に赤みがさし、僅かに躰を震わすと少女を腹の上に乗せたまま頭を上げた。そして枕元の眼鏡を掛け、その姿勢では少し辛いので片腕で躰を支えた。

「―――都古ちゃん?」

 少年の声にぴくっと反応して、都古は腕を肘を曲げたまま伸ばし、綺麗な碧の瞳をしょぼしょぼとさせ(ながら少年をじーと見つめる。

「(おはよう)」

 恥ずかしくて声に出さないが少年には届いていた。此の少年、志貴はふと眠たそうな都古の訳が頭に浮かび、つい苦笑し乍ら(いた。

「もしかして昨日眠れなかったの?」

 志貴の眼を見つめていた都古はこくりと頷き、それに併せて髪がさらりと揺れた。

「駄目だよ。楽しみだからって(しっかり寝なきゃ。まあ俺も楽しみにしていたけどね」

 志貴は眼を細めると都古の髪を撫で梳かす。

 都古は「(仕方ないんだよ)」と頬を膨らませ、上目遣いで志貴を「む〜」と唸った。

 しかし、志貴が「楽しみにしていた」と云ったので、口許を綻ばせて柔らかな笑みを浮かべると立ち上がり、ふわりとパジャマ姿のまま襖を開けて部屋を出ていった。

 都古の小学校は今日、運動会が催されるのである。都古の様子から見ると昨日はよく眠れなかった様だ。志貴は寝付けずに布団の端から端へコロコロと位置を直す都古を想像すると頬が弛み、クスッと微笑みを漏らした。

 都古は昨日、夕食をとり、風呂に入り、早く眠るために志貴と一緒にTVを見ている時間が短かった。いつもはTVの前で志貴は胡座(あぐらをして、その上に都古が志貴に包まれる様に座る。洗ったばかりの髪の匂いが薫り善く、志貴の好きな時間の一つである。都古にとっても楽しみな時間の一つであるのだ。

 都古は早くに部屋に戻り、僅かに薫りが残るが、なんとなく志貴は戻った事を残念に思ったのを思い出した。




 志貴は布団から抜け出すと、まずは貌を洗いに洗面器へ行き、冷たい水を貌面に浴びるとすっきりと眼が醒めた。

 部屋に戻ると洋服箪笥から青色の生地に、柄とPUNKとロゴが入ったTシャツ。古びたジーンズ。真っ白な生地にクロスに線が複数引かれたシャツを羽織った。

 志貴はチェーンを手に取った。きらりと光る銀色の飾りが付いている。洋服箪笥の上の引き出しから取り出したのは都古から貰った銀製のケルト十字の首飾り。其れを首に付けると机の前に行き、引き出しから黒い鉄パイプ―――七ツ夜―――を取り出しポケットに入れた。

 その場で伸びをするとカーテンを開かれたために降り注ぐ大量の光の粒子が志貴の艶のある髪を輝かしていた。

 準備が出来たので志貴は部屋の襖を開けた。


























 美味しそうな匂いが鼻腔を(くすぐる。襖一枚隔てた先には志貴の家族―――大切な人たち―――がいる。
 ふと改めて思うと七夜志貴が有間志貴として此処に居られるのは奇跡の様である。生粋の『殺人鬼』の志貴が志貴にとっての『非日常』を暮らせるのは彼女たちのおかげだ。
 志貴が『殺す』行為には意味がない。彼には人が人を殺す意味が解らない。少年は罪悪感等持っていない。相手が『魔』なら尚更『殺す』という行為の意味がなくなる。





 眼があったから殺す。
 肩が触れたから殺す。
 志貴が見たから殺す。
 視線を感じたから殺す。
 生きているから殺す。

 眼があわなかったから殺す。
 肩が触れなかったから殺す。
 志貴が見えなかったから殺す。
 視線を感じなかったから殺す。
 生きていないから殺す。




 なぜ自分が『殺す』のかという意味を志貴は知らない。生来の性癖だと諦めている。そいつが今まで生きてきた意味とか、そいつが今まで築いてきたものとか、そいつがこれまで積み上げてきたものとかを(ち壊す行為。
 それは悪いことだとは思う。しかし、―――だから何?『殺人貴』が人を殺すのに意味なんてないのだ。

 志貴が人を殺さないのは此の生温い『世界』を気に入っているから。有間の家族の成果は七夜を有間という布で優しく包むことが出来ている事だろう。彼らは志貴の枷。鎖となって七夜を包む。奇特で稀で優しい人たち。

 例外を上げれば、見ず知らずの『魔』を『殺す』行為までは鎖が機能していない。そいつの社会の地位とか、そいつの背景(バックグラウンドとか、そいつの思いとか関係なく壊す。
 志貴はなるべく自制しようとするが、割と難しい事に困っている。『殺す』事をしなかったのは『柏木の鬼』や『北国の妖狐』や『遠野の鬼』や『白の姫君』―――一度殺したが―――や『アトラスの吸血鬼』や『ロアの娘』や『クラスメイトの吸血鬼』等数少ない。否。案外多いではないか。




 志貴は思考を止めると襖を開けた。畳の薫りと食卓には白い湯気を上げるご飯。沢庵。豆腐が見え隠れする味噌汁。鮭の塩焼き。純和風の食事が四人分揃っていた。

「おはようございます」

「おはよう」

「おはよう、志貴」

 志貴の挨拶に正面に座っている文臣と右隣に座っている啓子が穏和な微笑みと伴に返事をした。左隣に座っている都古は未だに眠いのか、着替え終わった赤い膝上まで大胆な切れ込みが入ったチャイナ服なのに、眼が糸目になって若干夢見心地になっている。

 都古の脇に置かれているのはいつもの赤いランドセルではなく、白いトートバックだ。其の開け口からは白と紺の体操服が覗けていた。小学校で着替えるのだろう。

 志貴が腰を下ろすと合わせることはせず、それぞれ「頂きます」と云い、蝉鳴柳と雀の啼き声の中で朝の団欒(だんらんが始まる。

 途中箸を止めたり、他愛ない会話が交わされる。

「お母さんたちは何時頃来るの?」

 都古が啓子の後ろにある古い(ぜんまい式時計を見てから尋いた。

「そうねぇ。応援席の場所取りは朝早くに文臣さんに行って貰って問題ないから―――開会式が始まる辺りじゃないかしら」

 啓子は振り返って時計を見て、文臣を見乍ら答えると、視線を都古に戻した。

「そう」

 朝の団欒は続いてゆく。


























 歓声が上がる。同じ団の生徒を応援する子供たち。我が子を探して応援する親たち。友人を冷やかし乍らも応援する他校生たち。

 運動会は始まっていた。開会式に続き一年生の50m走と、プログラムを順調にこなして行き今は都古たち五年生と六年生の玉入れの順番である。

 朝から続く蝉鳴柳と照り付ける太陽の下。文臣と啓子と別れ、一番見易い位置に着いた志貴の眼には、純白の白生地に都古が書いた大きめの丸文字で『都古』という名前が入った半袖。チャイナ服より太股の露出が広い紺のパンツ。俗に云う―――ブルマ姿が映っていた。

 都古は運動トラックの内側で大きく片手を振り、ぴょっこぴょっことこっちを向いて飛び跳ねている。

 志貴はそんな都古の仕草に眼を細めて片手を上げて応えた。




 パァァアアーーン




 開始のピストルの音に都古はびくっとして、慌てて足下に散りばめられた赤い玉を拾って投げた。

 その様子を志貴は苦笑し乍ら眺めていた。都古は軽快にリズム良く玉を籠に入れ、




 ―――あれ




 都古たち赤団の入っている玉は現在43個。白団は現在54個。志貴は無駄に動体視力と空間把握能力と記憶力を用いて(すべての個数を数えていた。




 ―――チッ




 志貴の舌打ちが僅かに空気を震わした。赤団は今、白団に負けている状態だ。あんなに都古は楽しみにしていたのに、勝ったときと負けたときの嬉しさは差が大きいだろう。

 志貴は周囲の視線が自分には向けられていないのは既に把握していた。




 パチンッ




 小気味善いナイフ―――七ツ夜―――の刃の出る音が志貴の耳に届ききる前に。




 閃めく銀線




 『魔眼殺し』の眼鏡を外す必要すらない。付近にあった大きめの石を細かく解体し、手の爪程の大きさにして、一秒の時間さえ掛けずにナイフを仕舞った。

 志貴の手元にある無数の石の切断面は美しく、賽子(サイコロとしても使えそうだ。

 志貴は両手で一掴みずつ掴むと白団の籠に向けて、信じられないくらいの早さで指で弾く事に依って打ち出した。

 射線は空中を飛び回っている籠に入ると予測される白玉を僅かに掠り、軌道をずらさせるのみで石は校外に飛んで行った。

 急に玉が入らなくなった白団は逆転負け、両手を上げて喜ぶ都古の姿を志貴眼を細め、口許を綻ばせて眺めていた。

 なんて云えば善いのやら―――シスコン、兄バカ最強。


























 炎天下の中、青いビニールシートに座布団を敷き、三段重箱を囲む形で有間家は昼食をとっていた。途中結果は残念な事に赤団が負け越している。しかし、其の様な事を気にした素振りを全く見せない都古ははむはむとサンドイッチを食べていた。

 志貴は唐揚げを摘み乍ら、啓子が冷えた緑茶を皆に配り、文臣に手渡すのを見ると本当に仲の善い夫婦に見えた。

 唐揚げの衣はサクッとして、其れに包まれた柔らかい肉は噛む度に肉汁が口内を満たす。啓子に料理を教わっている都古も、何時かは此の領域に到達するのだろう。

「お父さん、お母さん」

 都古の呼び声に二人の視線が向いた。

「あのね。こんな処で云うのは場違いかもしれないけど、中学校は『こよみ学園』に行きたい!」

 都古の突然の発言に有間家皆が眼を丸くした。

 『私立こよみ学園』とは、三咲町から二駅離れた小等部から大学院までを敷地に持つ、県下最大のマンモス学園である。総人数は小等部2500人中等部900人高等部1000人大学部4000人院200人総人数9000人弱の学園。敷地には教員の宿舎やスーパー等一つの町として機能するには十分な学園である。入試・編入試験も難しく、全国有数の進学校であるのだ。

「どうして?」

 啓子が訳を優しく問い掛けると、都古は一度志貴の方を向き、視線を啓子に直すと寛悠(ゆっくりと言葉を紡ぐ。

「―――其処ならお兄ちゃんと同じ学園の生徒になれるから」

 はにかみ乍ら答えられた言葉に啓子は破顔し、眼を細めると未だに唖然としている志貴の背中をバシバシ叩いた。

「志貴、あなたも『こよみ学園』に行きなさい」

 叩かれても微動だにしなかった志貴だが、掛けられた言葉に啓子から貰って飲んでいた緑茶を豪快に吐き出した。(さいわいにもとっさに貌を横に背けることで重箱に掛かる事はなかったがコホコホと咳き込んだ。

 高2の志貴と小5の都古。大学部一年と中等部一年という風に『こよみ学園』に(たしかに入学出来るが、如何(いかんせん志貴の学力が足らないし、唐突な事だった。

「母さん、俺の学力じゃ―――」

 直ぐ様抵抗しようとするが、突き刺さる家族の視線。




 お兄ちゃん。一緒の学校に行こうと云う健気な都古の視線。

 志貴。都古の面倒を学校でも見て頂戴ねと云う笑みを含む啓子の視線。

 どちらかと云うと哀れんだ。流されて母の云う事を聞いとけと云う文臣の視線。




「―――あ、あの拒否権なし?」

 志貴が首を傾げると三人はこくりと頷き、志貴は肩を落として、竦めた。

「俺は受かりそうにないんだけど」

「あら大丈夫よ。秋葉ちゃんと琥珀ちゃんに如何すれば善いか相談して来るわ」

 其の言葉に志貴の首がギチギチと錆びた機械の音を発す様に啓子の瞳を捉えた。

 澄んでいて、しかし、その奥に何を隠しているか解らない瞳には、僅かに嬉嬉(ききとした感情が覗けた。




 志貴は遠野家に頻繁に遊びに行く。其の時は都古も連れていって欲しいとせがまれて二人で行く時もある。

 都古と同じ義妹の秋葉。何かと突如(いきなり現れる琥珀。嬉しい感情を押さえきれない翡翠が居る遠野家。

 歴史深い浅上女学院に通う権謀術数―――巧みに人を欺く(はかりごと―――を親に学んだ遠野家家督の秋葉と、独学で薬剤師等様様な資格を持ち、秋葉より権謀術数に(けた策士琥珀。この二人ならば善い案を幾十数も出せるだろう。秋葉は浅上女学院から編入もしてきそうだ。否。其処まではしないか。




 志貴は肩を再び落とすと溜息を(いた。視界に入っている都古の眼が若干濡れているのが判る。

「―――一応、努力はしてみます」

 志貴の力ない言葉に都古は志貴の眼を見て、恥ずかしくって頬を染め乍らも想いの籠もった単語を紡いだ。

「―――死んで!」

 訂正。足らな過ぎた。

「都古。そう云う時は『死ぬ気で頑張って』、とちゃんと云わないと伝わらないわよ」

 どちらにしても志貴を追い込む言葉だが、志貴が見上げた空は雲一つ無く、澄み渡る蒼空だった。


























 志貴は昼食を無事(?)終え、真っ白な半袖。首に橙のスカーフ。ひらひらと舞う激ミニスカート。都古は銀色のトランペットを構えての、ブラスバンドマーチは可愛かったなと思い乍らプログラムを手持ちの紙にて確認する。

 次は五年生の借り人競走だ。自分が選ばれたら全速力で走ってあげよう、と身体能力を考えると物騒な事を決意する志貴だが、そんな上手くいかないかと苦笑した。

 志貴の視界でピストルの音と伴に人が巡る。小さな子が祖父母や教員、眼鏡を掛けた人やなぜかヤカンを持った人等と共に駆けて行く。

 都古の順番が来た。クラウチングスタートではなく、立ったままピストルの音を静かに待つ。




 パァァアアーーン




 並んだ六人が束になって我先にと前方のカードを掴んだ。

 都古以外はそのままゴールの方へ人を探しに行き、都古は走った道を戻り真っ直ぐ志貴の処に来た。

 無言でずいっと差し出されたカードに記されたのは“眼鏡を掛けている人”。

 本当に走る事になるとは志貴は眼を丸くしたが、頷き、都古の手を握って走ろうとしたが。




 ―――チッ。




 再び志貴は舌打ちをした。二組程ゴールに近い処にいる。距離的に目測で25m。志貴たちの処は65m離れている。寛悠と走ったら一位に間に合わないと思い、志貴は都古の腰に腕を回し、膝下を腕に掛けると周囲の人の眼を気にせず『お姫様抱っこ』の体制を作った。

「ひゃあ!」

 突然の事に都古が小さく悲鳴を上げたが、(しっかりと志貴の首に両腕を回して胸元に貌を(うずめた。

「いくよ」

 志貴の声が都古に聞こえると同時に、加速と伴に躰に掛かった莫大な負荷によって、都古の意識は沈んだ。


























 都古の視界が暗い。慥か凄く恥ずかしい事があって、その後急に暗くなった筈だ。

「―――んっ」

 都古は寛悠と眼を開けた。蛍光灯。白いシーツを掛けられていて、白いカーテンが周りを覆っている。しかし、窓の方を向くと開いていて、志貴の後ろ姿があった。

「お兄ちゃん」

 都古は躰を起こして、志貴は振り向くとベットの脇に添えられた椅子に座った。

「御免ね。速く走り過ぎてた」

 都古は何があったかを思い出し、首を左右に振ると、志貴の瞳を見つめた。

「父さんと母さんは先に帰ったから、気付いたら一緒に帰って来いって」

 都古には微笑みを浮かべ乍ら見送る啓子の姿が鮮明に描かれて、嬉しいやら恥ずかしいやらの想いで頬が赤く染まり、こくりと頷いた。

 志貴が伸ばした手を握った。


























 空は赤らみ、何時の間にか蝉鳴柳は止んでいた。志貴と都古は手を握り、家への帰り道を歩いている。

 都古は矢張(やっぱり夕焼けが好きだと思った。悲しみを共に背負ってくれた夕焼けと嬉しさを見つめてくれる夕焼け。大好きなお兄ちゃんと共に帰る夕焼けを好きだと。

「都古ちゃん。『こよみ学園』、俺頑張ってみるね」

 志貴は握っている手と逆様(はんたいの手で頬を掻き掻き恥ずかしそうに云った。

 都古は更に嬉しくなり、志貴の腕を歩き乍ら抱くと貌を埋めた。

「―――大好き」

 誰にも聞こえない小さな声で呟くと胸がほんのり温かくなった。



去り行く日々をあなたと共に 終幕





あとがき



 ほのぼのでシリアスっぽい作品です。『想い馳せるは純なるモノ』の有間志貴シリーズ物にする事にしました。

 ネロ殺しからロア・四季の打っ飛ばしまでは何か練って練って未だに巧く纏まりません。もしかしたら間に何が起こったかは、(これから書いてゆく設定から作品の間を読者の方に想像して戴く事になるかもしれません。腕が未熟です。そして、西尾維新さんの『戯言シリーズ』に影響をうけました。

 志貴がかなり危ない人になってますが、未だに人は殺してませんよ。一応。『魔』は『殺し』たのがいますけど(笑)

 『柏木の鬼』や『北国の妖狐』は解ると思いますが、ぐうたら大学生と四姉妹、あぅ〜の事です。さてはて如何クロスさせるかな。基本的に一つの出来事を一、二話で片づけたいと思います。

 改めて読み返すと都古ちゃんのためのSSだなと。まあそう書いたのですが、琥珀さんヒロインの作品書きたいなあ。

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